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【国際交流】渡辺 玄くん ブラジル留学レポート

 こんにちは、渡辺 玄です。ブラジルに来て、7ヶ月が経ちました。

 7ヶ月目になって、ようやく学校の授業内容が分かるようになりました。僕のいるピラシカバでは、先月と同様に晴れたり強い雨が降ったりを繰り返しています。ただ、今月は先月のように雨によって川の水が溢れたりということはありませんでした。

 1月25日、約一ヶ月間の長い夏休みが終わり、僕の通っているCOC Piracicaba(コッキ ピラシカバ)の授業が始まりました。
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 学校に到着してとても驚いたのですが、いきなり学年が上がっていました。(今まで僕はブラジルの学年で高校2年生でしたが、この日からはブラジルの学年で高校3年生になりました。)
 後に分かりましたが、ブラジルの学校は二学期制で、新年度は1月末から2月に始まり、日本と違って入学式や始業式、終業式などといった行事はないそうです。また、前期は2月から6月、後期は8月から12月なのだそうです。その事を全く知らなかったので、この日は何が起きているのか状況が理解できず、ただただ困惑していました。

 今ではもう状況を理解し、新しい学年で毎日様々な授業を受けています。

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 1月29日、学校の歴史の授業で日本語を書きました。
 この日の歴史の授業は言語の形成についてで、表意文字やヒエログリフなどの勉強をしたのですが、授業の話の流れで先生から「何でもいいから、日本語を書いてくれないか」と言われ、書くことになりました。
 唐突に言われたのでどんな言葉を書けばいいのか分からず、クラスメート達に「どんな日本語を知りたい?」と尋ねて、「この言葉を日本語で何というのか知りたい!」と言われたものを書きました。書き終わった時に、数名のクラスメートが「何これ!日本語ってこんなに難しいの?」と言っていたのがとても印象的でした。
 いきなりの事だったのであまりうまく対応することは出来ませんでしたが、日本の事を少しでも紹介できたいい経験でした。

 2月12日から翌13日まで、ROTEXの旅行でサンパウロのDesfile das Campeãsという名前のカーニバルを見に行きました。
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 13日の午前0時から7時半までカーニバルが続きました。カーニバルのパレードは7部構成くらいで、1部あたり50分から1時間くらいの時間がありました。
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 陽気なカーニバルの音楽に合わせて、大勢の観客がリズムに合わせてサンバを踊っていたり、手を振っているのを見て、音楽が人に与える力は凄いなと感じました。
 気がついたら、僕もリズムに合わせて手拍子を打っていました(笑)
 それぞれのパレードにそれぞれの特徴があり、音楽もサンバの踊りも衣装も全て違ってとても面白かったです!
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 テレビなどでカーニバルのパレードは見たことがありますが、こうして初めて実際に目の前でカーニバルのパレードを見るのとでは伝わってくる迫力が全然違いました。